ベビーモデルについて知っておきたいこと
本当に赤ちゃんはかわいいものです。「うちの子はベビーモデルになれるかも!?」と考える保護者は多いと思います。筆者もそのような母親の一人です。
我が子をベビーモデルにするのに、一般に向けたのモデル募集というのはあまりありません。基本的にはどこかしらの芸能事務所に所属することになります。
事務所に所属するにはお金がかかる
芸能事務所に所属するには、結構簡単なのですが【お金がかかります】。
芸能事務所も営利団体ですし、世の中には「お金を払ってでも我が子をモデルにしたい」という保護者がいくらでもいるので完全無料でモデルになるというのは難しいと思います。
ただし、モデル事務所を通してお仕事ができればギャランティはちゃんと発生します。
しかしながら、芸能活動にかかる経費よりもらったギャラのほうが多くなるには相当売れっ子にならない限り難しいのではないかと思います。
基本的には「書類選考のみ」
ベビーモデルはまだ演技ができたりや歌を歌える年齢ではありません。
求められるものは日常の表現であり、能力を問われることは少ないです。
そのため、ベビーモデルのお仕事を基本的には「書類選考」のみで決まります。
本人の実力よりも事務所の仕事紹介数や、オーディション用の写真の出来で決まるといっても過言ではなりません。
ベビーモデル最大手!『テアトルアカデミー』
SNSなどでベビーモデルの募集でよくでてくるのは「テアトルアカデミー【PR】 」です。
鈴木福くんや谷花音ちゃんが所属しているベビー・子役に強い芸能事務所です。
ベビーモデルを考える人が一番最初にたどりつく芸能事務所だと思います。
テアトルアカデミーのメリット
・ベビーモデル最大手だけあって仕事数が多い
→最低でも月に1度はオーディションの誘いがある(テアトルアカデミースタッフ談)
・オーディションが本格的!
→1次書類審査と2次面接がある。カメラテストがあり本格的でいい経験になる。
合格すると立派な表彰状がもらえる。
・事務所が積極的に動いてくれる
→定期的に仕事紹介の連絡あり。受動的な参加でも問題ない。
・ベビーモデルには珍しくレッスンがある
→ほかの事務所にはベビーモデルのレッスンがないことが多い
テアトルアカデミーのデメリット
・とにかく入所費用が高額
→入所するのに20万円~30万円は最低でも必要。ほかのベビーモデル事務所よりもかなり高額。
テアトルアカデミー【PR】 は、ベビーモデル業界最大手なので、仕事を得られる可能性は高くなる期待は持てます。
しかしながら「ちょっとモデルに興味がある」程度の気持ちで登録するには入所費用が高額です。
高額な分、レッスン等もありますが、ベビーモデルの仕事は基本的に書類選考のみなのでレッスンの必要は低いように感じます。
3歳ごろからはキッズモデルに進級することもできるので「本気で子供には芸能活動をめざしてほしい」という人にはおすすめできる事務所ではあります。
キッズ以降のコースから入るのもベビーから入るのにも入所費用は同じなので、どうせ事務所に所属させるつもりであればテアトルアカデミーがいいと思います。
逆に「興味本位で登録してみたい」という人は違う事務所がいいと思います。
ただし、オーディションを受けるまで完全無料です。
合格すると立派な表彰状がもらえますし、面接試験はカメラまで用意されており本格的です。
合格後の入所は断ることもできますで「オーディションの雰囲気だけでも体験してみたい」という人にはおすすめです。
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業界最安?「キャストネット・キッズ」
オーディションがなく、だれでも登録できる芸能事務所「キャストネット・キッズ【PR】 」があります。
キャストネット・キッズのメリット
・入所費用が安い
→初年度1年目は16500円、以降は2年ごとに11000円(1年あたり5500円)とほかの事務所に比べて圧倒的に安いです。
・入所審査がない
→0歳~15歳のこどもであればだれでも登録できます。
・宣材写真は自分で用意できる
→他事務所では宣材写真を指定のカメラマンにとってもらうことが一般的で入所費用とは別に2万円~3万円ほど請求されます。
キャストネット・キッズであれば自分で用意した写真で登録できるので出費を抑えることができます。
キャストネットキッズのデメリット
・事務所のフォローが少ない
→仕事紹介は事務所から連絡が来るのではなく、公式HPのマイページに掲載されているオーディション情報に自分から応募するような形式です。
ただ登録しているだけでは仕事を得ることはまずできません。
・宣材写真を自分で用意しなければならない
→これはメリットでもあるのですが、ベビーモデルの場合書類選考でほとんど決まります。つまり宣材写真がほぼすべてです。
ほかの事務所はプロが撮った写真を掲載しているの対して、自宅でスマホでとった写真では勝ち目はほぼないです。
オーディション合格を目指すなら自分でプロカメラマンを手配する必要が出てくるでしょう。
キャストネット・キッズ【PR】 は他事務所に比べて10分の1程度の価格で登録できる事務所です。筆者はつい最近キャストネット・キッズ【PR】 に娘を登録しました。
とにかく安価ではじめることができること、1年単位での事務所登録になるので「試しにやってみたい、ちょっとだけ興味がある」ぐらいの気持ちでも登録する価値があると思います。
ただし、ほかの事務所は事務所のほうからオーディション情報を連絡してくれるのですが、キャストネット・キッズは自分でHPを確認して応募する必要があります。
ただ登録しているだけの受動的な姿勢ではまずオーディションを受けることすらできません。
その日の午前10時にあった仕事が午後2時には募集終了になっていることもありました。仕事の締め切りがとてもはやいです。
そのため「できるだけたくさんのオーディションに参加したい!」という人は頻繁にHPをチェックする必要があると思います。
具体的にはいえませんが、だれもが知っている企業、CM、TV番組のオーディションがちゃんと募集されています。
保護者が実際に動いてがんばらないといけないということがネックではありますが、少ないお金でチャレンジできるというのは唯一無二のキャストネット・キッズ【PR】の魅力だと思います。
単発応募OK?キッズ時計
事務所とはちょっと違いますが、キッズ時計【PR】 という撮影会をご紹介します。
1分ごとに子供の写真が切り替わるWEB時計です。
トイザらスなどの有名企業とコラボしており、グランプリをとると企業の広告モデル等になれます。また、芸能事務所も企画に参加している子供のチェックをしており、目に留まればスカウトなどもあるそうです。
写真選考に合格したら、プロカメラマンによる撮影会に参加できます。
その時撮影した写真は1分間、WEB時計の1コマとして公開されます。
ここまでが無料で、できることです。
追加で2万円程度のお金を支払うと、コラボ企業のモデル選考に進むことができます。
グランプリに選ばれるとその企業の広告モデルになることができます。
さらに当日の写真データ(5枚程度)を手に入れることができます。
キッズ時計のメリット
・登録料なしで挑戦できる
→キッズ時計は登録料はかかりません。
「芸能活動ぽいことをしてみたい」という人の初チャレンジには打って付けです。
・写真データがもらえる
→有料となりますが、当日撮影したデータが5枚程度もらえます。
2万円ほどかかりますが、プロに撮影してもらうと考えると妥当な料金です。
キッズ時計のデメリット
・本格的な選考参加は有料
→企業の広告などに掲載されるグランプリ選考に進むには2万円ほどかかります。
オーディション参加料として考えると少し高い気がします。
・無料で参加できる範囲ではもの足りない
→撮影会は無料で参加でき、グランプリ選考に進まなくてもキッズ時計のユーチューブチャンネルには掲載されます。
モデル活動かと言われると違う気がしますし、物足りなさがあります。
モデルになれるというよりも、お金を払ってベビーモデル体験ができるといったようなイメージのほうが近いと思います。
2万円を高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが「1回でいいからモデル体験をしてみたい」という人にはおすすめです。
それでも、トイザらスなどの大企業とのコラボであれば注目度の高い広告モデルに採用される可能性があります。そのため、芸能事務所に登録している子供でも参加している子がたくさんいるようです。
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